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アベノミクスの成長戦略の素案について

 成長戦略の素案発表段階で思わず、ダメだこりゃと思ってブログをしたためていたが、もう少し様子を見ようと、公開を控えていた。でも、結構、世間も酷評なんで、それほど毒にもならないと思うので、公開してみる。   ただ、ちょっと前置きを付け加えると、 僕は酷評が世間の多数意見になることは、意外と言えば意外だった。。 株価も高騰、円安も進んでいたので、アベノミクスの言っている通りに動いていることに、なんだか期待みたいな一般の人たちの雰囲気もあっていいと思った。 でも、実際は期待できないという方が多数派だ。 また、投資家たちは、具体的に何に落胆して、日本への投資を引き上げたんだろうか?という疑問が残った。。 「思った以上に大胆でなかった」とかはよく言われるけど、雰囲気でダメってなってる感じもする。 市場はそんなもんだと言えばそうかもしれませんが、でも、皆、その雰囲気的にダメってところの核になる部分は、なんとなく共通認識みたいなものがあるようにも思った。 僕なりに感じるのは、成長成長と声高にドヤ顔で叫んでいる安倍首相や、政府関係者の雰囲気にちょっと違和感があるというか、空気読んでない感じがあるんではないだろうか? 僕自身そうなんだけれども、成長はいいんだけど、もうちょっとベクトルの違う成長というか、成熟というか、新しい価値観というか、今までとは違う期待感が欲しかったんだと思う。 結局、皆はどういう戦略が欲しかったのかは、いろんな人の声が聞けるといいんだけどね。。 さて、素案が発表された時の感想にその辺のこと書きました。 皆さんは成長戦略にどういう印象を持ってますか?コメントくれると嬉しいです! 以下は素案発表時のブログ下書き) アベノミクスの3本目の矢と言われる成長戦略の政策素案が発表された。 過当競争、過小投資、過剰規制を期間を決めて是正するというもの。 過当競争の是正は日本の産業をリードしてきた、電機産業の企業の統合が 進むように、税制面で後押しすることらしい。 過剰規制は、元々問題にされていたので、 説明はいらないかな。。 あと、過小投資の是正。これは、企業や個人が、実はお金持ってるのに投資が極端に少ないとか、企業がリスクを追わず、

UKのWEBデザインは素敵。。

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SIMON FOSTER MEMOPATCH というUI専門のWEBデザイン会社「 goodpatch 」が運営するデザイン系のブログがありますが、そこに 世界のWebサイトを巡る旅 UK編 って記事があります。 UKのWEBデザインがいくつか紹介されてるんですが、特に、 SIMON FOSTER って、サイトがいい。画面のイメージ最初に貼り付けてますが、まず、最初に、このサイトのデザインはWEBサイトのベスト!って思いましたよ。 まあ、ここまでシンプルに仕上げるのが最高にデザイン的に難しいんですが、改めて、WEBデザインってこのサイトみたいに基本テキストをベースにデザインしなきゃって思っいます。コレは究極に再現されていて気持ちがいいくらいです。 ちょっと、色々、自分たちも考え直そっ。。

神保哲生×佐藤優×萱野稔人 特別対談「新・世界地図」

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佐藤優さんの喋り口調(怪しい感じ)が好きなのと、根拠は無いけど修羅場を潜ってきたきた感じがするので、彼の発言には、注目しています。 さて、YouTubeに投稿されていた、 TBS系ニュース探求ラジオDIG 「 神保哲生×佐藤優×萱野稔人 特別対談 〜新・世界地図〜 」の番組中、佐藤さんがグローバル社会の話題の中で、「根本的に、グローバル社会でも資本主義の経済でも、お金を基準にするような生活がどうなのか?」って問題定義があって、それは、以前から議論があったと、その議論の代表的な形で、M・エンデの「 オリーブの森で語り合う 」という本を紹介してました。 M・エンデの「 オリーブの森で語り合う 」の中に、現在の資本主義のあり様をメリーゴーランドに例えて、「だれもが降りたいんだけど、降りられない。降りようとしても回転は早くなるばかり。。」 と、問題提起してました。 実際、何のために、または、誰のために早く回っているのかは、今となっては全く見えず、 みんな目を回している状態と言えばいいでしょうか?  でも、回転を少し緩めるってことは、なんか出来そうな気がします。 回転を緩めることで、そこから降りて、新しい価値観で動くメリーゴーランドを作るかもしれないですよね。 と、会社を経営していく中で、回転を早めつつ、何か、違う価値観で新しいメリーゴーランドにも乗ってみたい今日このごろです。 追記) 討論の中で、佐藤さんは自分のコメント事に、なぜか必ず自分のレコメンド本の紹介をしてくれてます。(文末にまとめておきましたので、参考までに) 佐藤さんが付加情報を提供しようという意識なのか、ステマ的に頼まれてるのかどうなのかはわからないんですが、こういうやり方って、内容がちゃんと的確なら実際、ありがたいですね。 注目する人の知の系譜みたいなものが分かるようなサービスとか、討論の流れがわかるようなサービスって何かできないかなぁ。。そうすると、もっと議論が深まると思った。 [佐藤優さんが番組内で紹介した本] ■1:00:00付近 ■1:05:00付近 ■1:09:00付近 ■1:14:00付近

日本のマレーシア報道に対しての違和感など。。

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GW中に報道2001でマレーシア特集が放送されました。 ちょっと、マイナーなイメージだったマレーシアがこの番組で少しは注目されるのは良いことかなと感じてます。また、家族で移住を持ちかけている私にとっても少し追い風になってます。。 さて、ただ、マレーシアに在住のマレー人や在日本人には、少し違和感の残る内容だったようです。私も、マレーシア滞在がまだまだ浅いのですが、同じく違和感を感じる部分はありました。 違和感1)  不動産のお買い得感満載のように紹介しているが果たしてそうか? これ、実際住むと分かりますが、中国同様、ビルやコンドがどんどん建設されてますが、実際入居して住んでいる雰囲気のない建物が沢山あります。これからということなんでしょうけど、大体、買った不動産の家賃収入を期待する場合は、誰が借りるんでしょうか?マレーシアの人口は2,900万人でそれほど多いとは言えません。海外からの移住組みが借りる、もしくは買うということもあるかもしれませんが、番組で紹介しているほどではない気がします。また、安いと言ってますが、建物自体、実際は日本で考える品質の物件はおそらく期待できない気がします。見た目では豪華ですが、かなり、作りが雑で、朽ち果てるのが早い。。新しくどんどん経つので、古い物件はどんどん廃れていくような気がする。中国でもこの問題があり、良く聞くのが、マンション購入して、3年でビルオーナーが立て直しを敢行。古い購入者に賠償してでも、新しく立てて売った方が儲かるという異常な状況で、番組でもあるように、建ってない状態から売りに出て値段が上がるような状況なので、要は売れればいいという感じなんだと僕は感じます。。 あと、番組で取り上げられていた不動産業者さんの雰囲気が怪しい。。 コレ一番違和感あります。。 (マレーシアで会ったらどうしよう。。良い人だったらスミマセン。。) 違和感2) 子供が可哀想。。 マレーシアの教育環境は私も個人的には、子供にとってとてもいいと思ってます。 いろんな人種の方が居る中で、国際的な感覚が身につくだろうと期待する親は多いと思います。ただ、番組であるように、教育のためだけに移住していく親たちに少し違和感を覚えます。実際、中1の息子と番組を見ていて、お母さんが、子供に無理やり英語でやり取りさせようとする

ミャンマー訪問で思ったこと。。。

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今回、ミャンマーに視察に行ったのは、海外進出されている企業の視察という目的もあるが、もう一つの目的として、ミャンマーがなぜ民主化に動いたのかという疑問があり、少ない時間ではあるが、実際に滞在する中で感じられるのではないかということだった。 感想をまず言うと、相変わらず疑問のままだ。 まず、本来、民主化は、国民の大きな声から生まれるものであり、自由と平等を求めて、対立する不平等でバランスの欠いた体制と戦い、勝ち取るものだと思っていた。実際、いままでの歴史を見ても、ずっとそうだったと思う。 ただ、ミャンマー(ヤンゴンだけだが)の国民の様子を見ると、変な意味ではなく、そういう気概もなく、とても穏やかで、ゆったりとして、そして、僕には、とても幸せそうに暮らしているように見えた。。完全民主化の前夜的な盛り上がりも無ければ、はしゃぐ様子もない。。そして、物乞いも居るし、貧しい人も居る、というより、基本貧しい人が基本だと思うが、でも、なぜかみんな笑顔で、自分の境遇を憂いている印象は一切ない。。 もしかしたら、他の地域では違う状況があるんだろうか? 見てきた方がいたら教えて欲しい。私が見た範囲で感じたことという前置きで書いていくので、何か問題があれば指摘して欲しい。 さて、 その前提で、誤解を恐れずに書けば、 本当に民主化は求められているのか? 何か、その裏には間違った上層部の思惑がないのか? そして、その思惑は本当の意味でミャンマーの人たちを幸せにするのか? 本当に、国民が民主化の意味を理解、もしくは正しいと思った感情の結果の民主化なのか? 当然、草の根的な運動から、だんだん民主化が広がる様ということであれば 理解できる。でも、報道でされているようなスー・チーさん万歳的な雰囲気は やっぱりない。そして、その運動が起こっても声を大にして叫ぶような荒々しさを このミャンマーの人たちは出すのだろうか? 軍事政権の影響がまだあるからなのか? そうかもしれないが、僕にはそうじゃないようにも見える。。 スーチンさんの言葉を借りれば、多くの人が、最貧国の一つのミャンマーなのに、識字率が90%という誤解をしているということ。。実際はそうではないらしい。 私も少し行っただけだが、現地の人と話しても、字の読み書きができる人の方が少ない